エア素材を使用したマットレスや枕のメリットとデメリット

枕やマットレスなどの寝具用品に使用されている素材にはさまざまな素材があります。

そんな寝具の素材において最近注目を集めているのが、エアウィーヴなどの人気製品に採用されているエア素材です。

エア素材は基本的にはエアファイバーと呼ばれる素材を使用して作られたものですが、基礎となるエアファイバーに各ブランド独自の技術をプラスすることでより快適な寝心地を実現しています。

特にエアウィーヴなどは海外で活躍する有名アスリートが愛用していたりもするので、この商品でエアファイバー素材の認知度が一気にあがったと言っても良いでしょう。

そこで今回は、エアウィーヴなどに使用されているエア素材のメリットとデメリットについて詳しく解説していきながら、エア素材の寝具はいいのかわるいのかについて深掘りしていきたいと思います。

エア素材について気になっていた方はもちろん快適な睡眠生活を手に入れたいと考えている方にとって選択肢の一つになり得る素材なので、ぜひチェックしていってくださいね。

エア素材枕のメリット

エアウィーヴなどの人気寝具に使用されているエア素材には、他の素材にはない、エア素材ならではのメリットがあります。

まずはエア素材の魅力的なメリットについてみていきましょう。

適度な反発力がある

低反発マットレスや低反発枕など一昔前は低反発タイプの寝具が流行っていましたが、最近は適度な反発力のあるものや高反発の寝具の人気も高まってきています。

エア素材はウレタンフォームなどで制作されている低反発タイプの寝具に比べると適度な反発力があります。

反発力の強さは個人の好みによりますが、

 低反発の寝具特有の身体が沈み込み過ぎる感覚がどうも苦手
 マットレスや枕には適度な硬さがほしい

と考えている方にはエア素材の寝具が向いていると言えます。

通気性が高い

エア素材の元となっているエアファイバーは、その素材の90%以上が空気でできています。そのため非常に通気性が高く、熱や湿気がマットレスや枕にこもってしまうことがありません。

夏の寝苦しい夜に通気性が低く放熱できない寝具を使っていると確実に睡眠の質が落ちてしまいますが、エア素材の枕やマットレスならそんな寝苦しい夜でも快適な睡眠が手に入ります。

水で丸洗いできて清潔

これは製品にもよりますが、エア素材は撥水性も高いのでベッドシーツや枕カバーだけでなく本体自体を水で丸洗いすることができます。

乾燥機での乾燥はできないものの、洗って放置しておけば良いので他の素材のように中材の偏りなどを気にしなくていいのは良い点かもしれません。

丸洗いできることによりいつでも清潔に利用することができるのもエア素材ならではのメリットだと言えますね。

エア素材枕のデメリット

体圧分散力の高さや通気性の高さなどさまざまなメリットのあるエア素材のマットレスや枕ですが、「デメリットはありません!」というわけにはいきません。

どんな素材にも多少なりともデメリットは存在します。

意外と重い

これは製品の種類による部分も大きいのですが、エア素材のマットレスや枕は意外と重さがあります。

『90%は空気』という特徴からとても軽い素材だと考えてしまいがちですが、素材はプラスチックのようなもの。塊となればそれなりに重くなると考えましょう。

枕はそれほど気にならない重さのものがほとんどですが、マットレスだと5〜6キロほどの重さになる製品もあるので、『エア素材=軽い』という考えは頭から除外しておいた方が良いでしょう。

低反発の製品が好きな人、細身の人には不向き

メリットの部分でも紹介してきましたが、エア素材のマットレスや枕は適度な反発力がありかなり固めの製品が多くなっています。

そのため、低反発のマットレスや枕の方が好みという方には当然ですが向いていません。低反発製品独特のあの身体を包み込むような感覚をエア素材の寝具で得ることはできないので、注意してください。

また体重の軽い人も、マットレスに体が沈み込みにくいため極端に言うと床で寝ているような感覚となってしまうため体に馴染まないと思う場合があります。

冬場は寒い

素材の90%が空気ということもあって、通気性の良さが魅力のエア素材のマットレスや枕ですが、冬場は通気性の高さが仇となってしまいます。

通気性が高いとどうしてもマットレスや枕内の熱も逃げてしまうので、いつまで経ってもマットレスや枕が冷たいままとう状態になってしまいがちです。

そのため、冬場はマットレスの上に一枚シーツをかぶせるなど、熱を逃さないための工夫が必要になってきます。

他の素材に比べて耐久性が低い

エア素材は素材の90%以上が空気で出来ているということもあって、どうしてもその他の素材より耐久性が低くなってしまいます。

そのため、長期間同じ製品を愛用するということは難しいと言えるでしょう。

耐久性についても製品によって大きな差が出てくるものの、エア素材を用いた寝具は基本的に耐久性が低いということは覚えておきましょう。

メーカーにより価格が高い

これも製品によって異なってくる部分ではありますが、エア素材を用いたマットレスや枕はその他の素材のマットレスや枕やよりも商品価格が高くなりがちです。

大体の相場としては、枕だと数万円程度、マットレスだと十数万円ほどになります。

その他の素材の枕だと高くても1万円程度、オーダーメイドタイプの枕でもせいぜい2〜3万円ほどで購入することができるので、そう考えるとどうしても高いという印象は拭えないかと思います。

とはいえ、それだけ高価格になるということは、そのメーカーの技術を結集した高品質な製品だという捉え方もできるので、その製品にそれだけの魅力があるのであれば妥当な価格設定だと割り切ることもできるでしょう。

エア素材の枕取り扱いブランド

おおよその特徴を理解したところで、こういったエア素材系の素材を用いた枕のブランドをご紹介します。

エアウィーヴ

浅田真央さんや渡辺直美さんがCMに出演しているのが記憶に新しいかと思います。
エア素材の認知度を一気にあげたのはエアウィーヴといっても過言ではありませんね。エアウィーヴしか知らないとエア素材ならここしかない!となりそうですが、ブランド性や広告費の影響かかなり割高です。組成はポリエステルであり、固めの感触と言えます。

エアウィーヴ公式通販サイトはこちら

エアネスト

tobestというブランドが販売しているエア素材の枕。
平形のタイプがシングルのみの展開となっている。復元率の提示をしており、評価の指標となりやすいのではないでしょうか。マットレスにかぶせるトッパータイプがメインのラインナップを締めています。

エアウィーヴと同じく組成はポリエステルであり、価格も比較的リーズナブルなためエア素材を試してみたいという人におすすめです。枕用に感触を変えているため、マットレスほど固い感触ではないようです。

エアネスト公式通販サイトはこちら

ブレスエアー

東洋紡が開発したブレスエアーを使用したマットレスも販売しております。上記二つのメーカーに比べると繊維は白く、乾麺のような見た目が特徴。

組成は「ポリエーテルエステル系繊維」というもの。ペルプレンという東洋紡独自の素材を繊維状にしたものです。ラインナップにより仕様や触り心地が変わってくるので、ポリエステル素材のエア系枕とペルプレン素材のエア系枕のどちらが良いかは一概には言いにくいというのが正直なところです。
ブレスエアーは日本で製造しているというのが大きいポイントと言えるでしょう。

こちらは公式通販サイトというのはなく、「ブレスエアーを使用した枕」で多くの通販サイトで販売されています。

エアリー

昨今、家電業界で大躍進を遂げているアイリスオーヤマから販売されているエア素材の枕。こちらも東洋紡が開発した「エアロキューブ」という素材が使用されています。
上記とあわせて読んだ方はブレスエアーとの違いって?と思うかもしれませんが、「アイリスオーヤマ独自仕様の素材」という解釈で問題ありません。

アイリスオーヤマ公式通販サイトはこちら

まとめ

エア素材のマットレスや枕のメリットやデメリットについて詳しく紹介してきました。
これはその他の素材の製品にも言えることですが、単純にその素材が良いものなのか悪いものなのかを決めることはできません。

そのため、エア素材についても良い素材か悪い素材かの判断は個々人で異なってくるでしょう。大事なのは、その素材の特徴やメリット・デメリットを正しく理解した上で選ぶことです。

通気性の高さやしっかりとした感触でマットレスや枕を選ぶのであればエア素材はおすすめできますし、包まれるような柔らかな寝心地や安さを求めるのであればエア素材はおすすめできません。

今回の情報を参考に、自分がマットレスや枕に求める条件と照らし合わせながら検討してみるといいかと思います。

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