危険ないびきとそうでないいびき その原因と対処法を紹介!

皆さんはいびきがうるさい!と指摘されたことはありますか?

寝ているときのいびきは、自分ではわかりにくいものですよね。ただ、家族やパートナーが目を覚ましてしまうほどのいびきをかいている場合、もしかしたら、なんらかの疾患が潜んでいるかもしれません。

それではいびきの原因と考えられる疾患、その対処法について見ていきたいと思います。

いびきは2種類ある

いびきには誰にでも見られる心配のないいびきもあれば、注意した方がよいいびきの2種類があります。

単純性のいびき

単純性のいびきは、誰にでも起こりうるタイプのいびきであり、それほど心配する必要のないいびきのことを言います。グウグウといった感じの音がするいびきですね。

無呼吸をともなういびき

いびきのなかでも、無呼吸をともなうものは要注意です。毎晩のようにいびきをかいており、その音量が他人に指摘されるくらい大きいという特徴があります。
いびきをかいていたかと思うと、突然いびきが止まります。その間、呼吸の停止や低呼吸状態が続き、またいびきをかき始めます。このような現象がみられる場合は、睡眠時無呼吸症候群が疑われることとなります。

いびきの原因いろいろ

いびきには、病的ないびきとそうではないいびきがあるということでした。それでは、そもそもなぜいびきをかいてしまうのでしょう。その原因について見ていきたいと思います。

肥満

いびきの原因としてよくあげられるのが肥満です。なんとなく、太っている人はいびきをかくようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。肥満の人にいびきが多くみられる理由として、首周りに脂肪が付着することによって、気道が狭くなってしまう、ということがあげられています。

ただ、全体的にみると痩せている人であっても、首周りやあご周りに脂肪がついている人(二重あごの人など)の場合、やはりいびきをかく可能性が高くなります。

アレルギー

花粉症やハウスダストといったアレルギー疾患を持っている場合、鼻腔内に炎症を起こすことで鼻呼吸がしづらくなり、それによっていびきをかきやすくなります。

口呼吸の習慣

普段から鼻づまりがひどくて口で呼吸をしている人や、口呼吸の習慣がある場合、寝ている間も口で呼吸をしてしまうため、舌が喉の方へと落ち込んで気道が狭くなり、やはりいびきをかく可能性が高くなります。

骨格

日本人は昔に比べてあごが細くなってきていると言われます。そのため、全体的には痩せているにも関わらず二重あごになる人が増えています。二重あごになると気道が狭くなるため、やはりいびきをかきやすくなります。また、骨格的に鼻が小さい人の場合、空気の通り道が狭くなってしまうため、いびきをかく可能性が上昇します。

飲酒

お酒をたくさん飲んで寝たり、寝酒をしたりすると、いびきをかきやすくなることが分かっています。なぜなら、アルコールの作用によって筋肉が弛緩し、舌が喉の奥に落ち込んで、気道が狭くなってしまうからです。

妊娠

意外に思われるかも知れませんが、妊娠もいびきの一因となります。特に、妊娠後期になると、お腹が大きくなってくるため、仰向けに寝る機会が増えます。仰向けで寝ると舌が喉の奥に落ち込みやすくなるため、気道が狭くなっていびきをかきやすくなるのです。

睡眠時無呼吸症候群って?

いびきをかく人の中で、睡眠時に無呼吸症状がみられる場合、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。

最近はテレビでも度々特集されたりしてるので名前は知ってるしなんとなくどんな疾患なのかくらいはわかる人も多いのではと思います。

詳しくはこちら。

症状

睡眠時無呼吸症候群の典型的な症状は、睡眠中の呼吸の停止、もしくは呼吸量の低下です。無呼吸や低呼吸が1時間の間に5回以上見られる場合、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

呼吸が止まると、脳は身体へ酸素を送るため、呼吸をするように指令を出します。そのたびに脳が覚醒することとなるため、睡眠時無呼吸症候群を発症すると、QOL(生活の質)が著しく低下します。

ぐっすりと寝て身体を回復することができなくなるため、日中に眠くなったり、記憶力や集中力が低下したり、車の運転中に眠くなったりします。
また、高血圧や不整脈、心不全や虚血性心疾患、多血症や脳血管障害、男性機能の低下や糖尿病など、さまざまな合併症を引き起こすリスクが上昇します。

原因

睡眠時無呼吸症候群の最大の原因は肥満です。首周りに脂肪が付着することによって気道が狭くなり、呼吸がしづらくなるため、睡眠中に呼吸が止まったり、呼吸量が低下したりするのです。

その他の原因としては、扁桃腺が肥大する病気(アデノイドなど)を患っていたり、舌の筋肉が弱く、舌が喉の奥に落ち込みやすかったりといったこともあげられています。

治療法

睡眠時無呼吸症候群の治療法は、症状の程度によってさまざまです。それほど症状がひどくないようであれば、寝ている間にマウスピースを着用して、舌が喉の奥へと落ち込むのを予防します。
症状がひどい場合には、「CPAP(シーパップ)療法」が選択されることもあります。寝ている間、専用のマスクを鼻に装着し、CPAP装置から空気を送り込み続けることで、気道を確保していびきや無呼吸を改善します。

いびきへの対処法いろいろ

睡眠時無呼吸症候群に限らず、いびきへの対処法はいろいろあります。自分に合った対処法はどれでしょう。

鼻づまり・口呼吸を直す

いびきをする人の多くに鼻づまりがみられます。アレルギーを持っている人や、もともと鼻の気道が狭い人は、鼻づまりを治すことが先決です。レーザーで鼻の粘膜を焼き切り、気道を広くするという治療法もあります。

これといった疾患がなくただ癖で口呼吸な人は、鼻呼吸に切り替えるのが吉です。寝る際に口を軽くテープで閉じるなどから始めてみると良いですね。

ダイエットする

肥満が原因でいびきをかいている場合は、体重を減らすことが何より重要となります。睡眠時無呼吸症候群の治療にあたっても、減量を同時におこなうのが一般的です。

寝方を変える

いびきが癖になっていて仰向けになって寝る人は、横を向いて寝るようにしましょう。寝やすい枕に変えたり、抱き枕を利用したり、膝のあいだにクッションを挟んだりすると、楽に寝ることができます。

いびきの対処にはうつ伏せ寝にするというのもありますが、うつぶせ寝用の枕にするなどの対策をしないと、逆に呼吸がしにくくなることがあるので注意しましょう。

枕を変える

朝起きた時に首や肩が痛いなんてことはありませんか?枕が高すぎたり固すぎることが原因で首が曲がり、首が凝ってしまう上に気道が狭まってしまうことでいびきが発生してしまう場合があります。自分にあった枕に変えることでいびきが改善する場合がありますよ。

お酒を控える

寝酒をする習慣のある人は、お酒の量を控えるようにしましょう。お酒には覚せい効果もあるので、入眠はたやすくなりはしますが余計に睡眠が浅くなってしまいます。

いびきはないに越したことはない

いびきの種類やその原因、対処法について見てきましたが、いかがだったでしょうか。たかがいびきと侮っていると、生活の質が著しく低下することもあります。

家族やパートナーにいびきがうるさすぎる!と言われたことのある方は、自分の体型や寝起きの状態、寝具を見直してみましょう。

危険でないいびきも睡眠の質を下げてしまうものなので、「グウグウいって寝てたよ」などと指摘があった場合は自分の体の状態も見直してみるとよいかもしれません。

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