枕って必要?役割ってなんだろう?

なぜ人はこうも枕一つで寝にくいとかどうのっていうのを悩まなきゃいけないの?という人もいれば枕なんぞなくともどこでも寝れます!という人もいますが、枕が変わるだけでなかなか寝付けなかったり、目覚めが最悪だったりしますよね。寝具を新調したけどなんだかしんどいなんて人もいるかと思います。

今回は枕のついての役割を考えてみましょう。それによって枕の重要性について改めて認識できると思いますよ。

枕の役割

寝つきをよくする

なぜ人は枕を使うのかというのは端的に言うと「楽だから」なのですが、枕を使うことにより寝つきを良くするという役割を持っています。

枕を使うのが苦痛であるのなら、これほど枕は普及していないはずですよね。

枕を使わないまま横になった体勢は首に負担がかかっています。それは仰向けに寝ている際、首が浮いていて、重たい頭を支えるためにも力が入ってしまうことが挙げられます。

また、頭や肩に圧力がかかり頭痛や肩こりを誘発します。これは硬い床の上に寝転がると実感できますね。
腰痛対策などで、反発力の強いマットレスを使用している場合なども、枕がない状態だとこういった感じになります。

なので、空いているスペースを埋めるためにも枕を使って首の負担を少しでも軽くしないといけません。

人間の身体は横から見た場合、なだらかなアーチ構造となっています。頭部と骨盤(仙骨)との間には、いわゆる背骨と呼ばれる骨があります。背骨は、医学的には頚椎と胸椎、そして腰椎に分類されます。

なぜなだらかなアーチ構造になっているかというと、アーチ構造は衝撃を吸収するのに優れているからです。人間の頚椎は7個、胸椎は12個、腰椎は5個あります。

頚椎は通常緩やかに前弯しており、胸椎でなだらかな後弯へと変わります。そして、腰椎は緩やかに前弯しています。ゆるやかではありますが、この湾曲がバネのように日常生活で受ける衝撃を吸収しています。この状態を保つのが、いわゆる「楽な姿勢」という訳なのです。

頚椎の上には、体重の10分の1を占めるともいわれる頭蓋骨が乗っています。そのため、頚椎のアーチが減少すると、頭の重みを支えられなくなり、周辺の筋肉が緊張することとなるのです。

枕を使うのは、寝たときに頚椎のアーチを支えるためです。そうすることによって、寝ている間も理想のアーチ構造が保たれ、身体をゆっくりと休められるのです。

その他にも、寝つきを良くすることにより、睡眠時無呼吸症候群の対策になるのもポイントです。これはテレビ等で目にしているのではないでしょうか?睡眠時無呼吸症候群は普段の寝つきも関係しているので、枕は重要な存在と言えます。

 

寝返りをサポートする

人間は寝ている時も知らず知らずのうちに寝返りをうっています。それによって、体の特定の部分に圧がかかり過ぎないようにしており、床ずれ等を避けているという訳です。枕を使うことで寝返りをスムーズに促します。枕がない場合、肩が邪魔をして寝返りがしにくい状態になります。

寝返りってそんなに重要なのかな、とか寝相が良い方が良いのではないか、と感じている人は、筋トレで同じ姿勢を長時間続けていたり、ずっと同じ姿勢で座っているイメージをしてみると良いかもしれません。

寝ている時も同様で仰向けや横向きを長時間続けていると、肩や背中、腰等にかかる負担が大きくなります。この負担が肩こりや腰痛の原因となるのです。

 

顔のむくみ対策となる

日頃の生活でなかなか寝つけない以外に顔がどうもパンパンになってしまうと感じている人も多いのではないでしょうか?自分に合った枕を使うことで、先述した寝返りを促し、血の巡りをサポートし、顔のむくみ対策を行ってくれます。

もちろん、顔のむくみを少しでも良くしようと思うと、普段からの生活習慣を改善する等の努力も行わないといけませんが、自分に合った枕で寝るのはその一環ということでは重要ですね。

 

枕が合わないときのひと工夫

枕の役割はともかく自分の枕が今あっていな気がするんだけど…な人は、バスタオルなどをクルクルと丸めたり、軽く折りたたんだものを首の当たる部分に敷いてみましょう。

それによって、仰向けで寝ていても横向けになっても、首にバスタオルが接触していることになります。それによって、スムーズに寝返りをうつことができるようになり、睡眠の質を向上が期待できます。

あくまでも応急処置ですが、この方法は出先の枕が合わないという場合の応急処置としても活用できます。

 

自分に合う枕を手に入れるための秘訣

枕にはどういう役割があるのかは分かったし枕が合わない時の対応もなんとなくわかったけど、自分に合う枕を手に入れるにはどうすれば良いかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

通販サイトのレビューを見るのも良いですが、自分に合う枕を手に入れるためにオーダーメイド枕を作るというのもおすすめの方法です。

理由としては、自分の体型に合わせベストな枕を作ってくれるのが大きな理由。市販の枕を色々試したけど、しっくりくるものが無いといった場合はオーダーメイド枕を作ってくれる所に行ってみると良いかもしれません。

実際に買う気がなくても合わせるだけということもしてくれますよ。

「オーダーメイド枕は値段が高くて合わなかった時のリスクを考えると手が出ない」、「オーダーメイド枕を作っている時間なんてない!」と思う人はウレタンシートやパイプなどで高さを自分で調節できる枕もありますので、そちらもおすすめです。

最近睡眠に関して特に不満をもっている人はまず寝具、比較的お手軽な枕から考えてみましょう。

肩こりにお悩みの人はこちらの記事も参考にしてみてください。

 

なぜ枕が合わないの?

ところで、そもそもなぜ「枕が合わない」ということが起こるのでしょう。

理想的な枕とは

人間の体の構造は同じですが、背骨の湾曲の程度は人それぞれです。そのため、理想の枕も人によって異なる訳です。一つの基準としては、仰向けで寝たときに、枕と首との間に隙間ができない、ということがあげられます。

仰向けに寝たときに、枕と首との間にスペースができてしまうと、寝ている間も頭の重みが首へかかることとなります。そうなると、「朝起きても疲れがとれていない」ということにつながるのです。

 

 

寝ているときの姿勢

枕が合わない理由としては、寝ているときの姿勢があげられます。仮に枕を選ぶ際に、仰向け状態で頭や首にフィットさせたとします。ただ、寝ている間に横を向くと、首と枕との間に空隙が生まれるため、首に負担がかかることとなります。

仰向け寝の状態を意識しすぎたせいで、横向きねの場合に高さが足りない場合はこんな感じになりますね。

じゃあ高ければいいのかというと首が上向きにそれてしまうので、そんな状態も首や肩にはよくありません。

そのため、自分がどのような姿勢で寝るのが楽なのかをよく知っておき、それを踏まえた上で、枕の形や種類、高さを決定することが重要なのです。

頚椎の構造

枕が合わない理由としては、頚椎の構造もあげられます。先述したように、頚椎は緩やかなアーチ構造をしているものなのですが、スマホの普及により現代の日本人の成人の多くが、ストレートネックになってしまっています。

そうなると、仰向けで寝たときに、枕や布団と首の間に隙間ができてしまうのです。そのため、頭の重さが寝ている間も首にかかり続けることとなり、快適な睡眠が得られなくなるのです。

 

まとめ

「ストレートネックには枕なしが良い」という理由で、枕なしを推進している人もいますが、本当に人それぞれとも言えますし、骨格を考えれば枕なしが首に負担のかかるものだというのは、自分の首から後頭部を触ってみてもよくわかることと思います。肩こりや首こりのない快眠の第一歩は枕だと考えても差し支えないでしょう。

肩こり対策のための枕選びのコツもありますのでこちらも読んでみてください。

自分に合った枕で快眠ライフを手に入れましょう!

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