価格 | 15,000〜28,000円 |
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サイズ | 60×36cmなど |
サービス | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
コスパ | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
セミオーダー枕を提供、気軽に作れる本格枕
先日ロフテー枕工房に行き枕をフィッティングしてもらいました。ネットで延々と見ているよりもやっぱりたくさんのことが知れました。
ロフテーの枕はネットでも買えるオーダー枕という一面も持っている(詳しく説明していきますね)のでネットで買うかどうかも迷っていましたが、実際に行って見たらロフテーの枕は手を出しやすい印象を受けました。
お店の雰囲気・接客は
お店の雰囲気も明るく、気取っていない感じがして買い物のついでに見に行ける感じがして好印象ではありました。他のオーダーメイド枕のお店はかなり高級感がある外観作りをしているところも多く、軽く見に行くにしてもちょっと尻込みしてしまう雰囲気があります。写真でも紹介しますが、実際の枕のサンプルもたくさん置いてあるので触って歩くこともできます。
接客はフィッティングの際は1対1となるので、入店は楽ですがやはりハードルは少し高い印象。フィッティングだけして納得できなかったら買わないこともできますが、人によっては断り切れず流されて買ってしまいそうな感じはしました。
ちなみに「もうすこし検討してみます」といえば諦めてくれたりします。
枕工房ロフテーのおすすめポイント
比較的気軽に作れる
ロフテーの枕は、計測はもちろんしてもらえますが、ある程度しっくりくる高さの指標を高、中、低と分類し、そこから微調整していくといった感じにフィッティングをしてくれます。
お店に入って様子を伺っていると声をかけてきくれます。アンケート用紙(コンサルティングシート)を渡されて、色々なことを答えていきます。
基本的な身体のステータス、会社側の統計のための質問はもちろんですが、
- 今使っている枕
- 子供の時に使っていた枕
- 現在の敷き布団の種類
- 睡眠時の悩み
- 睡眠時の自覚症状
- 首の既往症(過去に首にまつわる病気をしていたかどうか)
- アレルギーの有無
- 枕選びで重要とすること
といった項目があります。これに答えてから枕作りのスタート。首の深さを測定し、枕の硬さの好みなども聞かれます。測定の結果私は首の深さが浅く、低めの枕が良いということでした。
話の中で、どの素材の枕をどれくらいの期間使っていたかも聞かれました。ピローフィッターさん曰く「長い期間使えた枕は自分の好みの枕」とのことで、肩こりな私はやっぱり固めの枕が好き。
実際に横になってみてフィッティング開始です。
う〜ん、とうなっているところにいろいろな素材の枕を持ってきてくれました。長年使っているものをとは言われましたが、知らない素材もあり、手当たり次第試させてもらいましたね。気に入った素材のものが決まったら、パーツごとの高さの調整をしていきます。
実店舗にいくと選べる素材は以下になります。
- 粒わた
- 羽根(固めなフェザー割合多め)
- 羽毛(柔らかいダウン割合多め)
- 低反発ウレタンフォーム
- エラスティックパイプ
- 低反発炭パイプ
- マルコビーンズ
- パイプ
- 剛炭パイプ
オーダーメイド枕のメーカーの人は知識も豊富なので、色々なことが聞いて納得できるまで質問攻めもできます。日本橋三越にあるロフテーのピローフィッターと言われる方々はとても知識が豊富な方でした。ある程度の好みの高さを決めてありものから調節していく形をとるので、うまくいけば短い時間で作ることもできるかも知れませんが、時間があれば話を聞いてみるのも楽しいですよ。
ネット通販やギフト券でも購入できる
冒頭でも触れましたが、ロフテー枕工房の枕はネットでも購入可能です。
おすすめポイントとしてあげましたが実店舗に足を運んだ感想を交えて述べますと、どうしてもという場合以外は本人が買いに行くべきだと思います。
ネット通販で購入する場合、細かなフィッティングができないのはもちろんですが、素材の選択肢が羽根(フェザー多)・エラスティックパイプ・剛炭パイプの3種類までとかなり狭まります。
実際行くとこんな具合に通路に枕のサンプルが陳列されています。
三越店にはこういった棚がもう一つあり、やわらかめの素材と硬めの素材で棚が分かれていました。実際触ったりピローフィッターさんから話を伺ったりすることでわかってくることもあるので、病気で体が動かせないなど、どうしても店舗に行くことができない場合でなければ直接足を運んでみましょう。
ですが、ネット通販で買えるということはその「病気で体が動かせない」といった事情を抱えている人には助かるサービスだとは思います。
ギフト券の注意点
ギフト券は使える店舗が限られてくるそうで、三越店ではギフト券の使用はできないと言われてしまいました。といったようにギフトを贈った相手の最寄りにギフト券を使用できる店舗がないと、相手が大変な思いをするかも知れませんね。
ロフテー枕工房の惜しいところ
メンテナンス用の中材を自分で買う必要がある
オーダーメイド枕のメーカーの中では●年間メンテナンス無料としているところが多い中、ロフテー枕工房の枕はそれがありません。
丁寧にフィッティングをしてもらえた枕がへたってきてしまった場合は買い替えか、自分で素材を買って調節する必要があります。人によっては「大きな買い物だったのに…」となってしまうかもしれません。
ネット通販では中材の選択肢が少ない
先述した通り、ネット通販で選べる中の素材は3種類しかありません。そのなかでも柔らかい感触は羽根のみとなるので、もうちょっとしっかりした感触のものが欲しいとなった場合はエラスティックパイプを選ぶしかなくなります。エラスティックパイプはが合わなかったとなった場合のリスクは大きいですね。
また、枕のパーツごとに中の材料を変える、というカスタマイズ方法はできないため、簡単である反面神経質な調整は難しいと言えます。
まとめ
気軽さはあるけどコスパは微妙
全体的なコスパを考えると、2万円以上かけるのであればフルオーダーメイド枕の方で検討した方がいいかなと思います。